ガラスを割れ ~名もなき未来~3 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

 

ソファーに並んで座る二人。

 

「ごめんなさい…」

 

「謝らなくていいよ。」

 

暫く沈黙が続いた。

 

だが理佐がゆっくりと口を開く

 

「お母さん…自殺したの…」

 

「え…」

 

「投資詐欺に引っ掛かって、

友梨奈にもらったお金だけじゃなく

懲りずにまた闇金に手をだしたわ。

そして、騙されたことを悟って

自殺したの・・・

だから、私は残された借金を返すために

また風俗嬢に舞い戻ったんだ。

歴史は繰り返すって本当ね。」

 

理佐は苦笑いをした

 

「そうだったんだ・・・

ごめん、何て言ってあげたらいいか

わからいよ。」

 

「言葉なんていらないわ。

友梨奈は何時も私が辛いときに

傍にいてくれる。

こうして会えただけで十分よ。」

 

理佐と友梨奈は見つめ合って

静かに唇を重ね合う…

 

そして友梨奈は

理佐の服を一枚ずつ丁寧に脱がす。

 

友梨奈もすべて脱ぎ捨て二人は

ベッドに倒れこんだ…