いよいよ、旅行当日を向かえていた。
僕は荷物をボストンバックに詰め
両親に声をかける
「お父さん、お母さん、行ってきます。」
「変な男に絡まれないようにしろよ」
父が心配そうに言った。
「気をつけてね!」
母が笑顔で送り出してくれる。
父さん、母さん、
僕は貴方達の子供に
生まれてよかったと心から思えるよ。
ありがとう・・・
駅に着くと理佐は既に到着していた。
「友梨奈~~」
理佐が手を振って出迎えてくれる。
「行こうか」
理佐が僕を誘導してくれる。
僕は理佐の後をついて行く・・・
なんだろう・・・・
この懐かしい気持ちは・・・
君の斜め後ろから見る横顔は・・・
やっぱり、そうだ・・・・
理佐・・・・君は・・・・・