敦子は髪を洗い
念入れに体も洗う。
約20分シャワーを浴びた敦子は
服を着て洗面所で髪を乾かた。
そして、リビングへと足を運ぶ。
すると友梨奈が椅子に座りながら
机にかぶさるような状態であった
「よく、薬が効いているようね。」
どうやら飲み物に薬を仕込んだようだ
友梨奈は眠らされたようである。
敦子は友梨奈の左側に立ち
友梨奈の左頬をさわろうとする
すると友梨奈が突然目を覚まし
敦子の左手を決めて顔を机に押し付けた
「え???」
敦子は狐に摘ままれた顔をする
「私は鼻が利くの。
こんな薬の匂いがプンプンする
飲み物を飲むわけないでしょう?
貴方が本性を現すのを待っていたの。
もう、言い逃れはできないわよ。
絢音をどうしたの?」
友梨奈は敦子の腕を極めにかかった
「痛い…言うから離してよ。
絢音さんは奥の部屋にいるわよ。」
「え…絢音は生きてるの?」
絢音が敦子の手にかかり
もう死んでいると思った友梨奈は
思わず力が弱まった
すると敦子は
素早く手を振りほどき立ち上がった。
友梨奈が再び捕まえようとする前に
敦子が友梨奈を制して発言する。
「逃げないから!
あの奥の部屋は鍵がかかってるの
今開けるから。」
友梨奈は臨戦体制を解いた。
敦子はバックから鍵を取り出し
部屋を開ける
友梨奈は
鈴木絢音が監禁されていて
まだ生きている希望を抱くのであった。