暫くすると友梨奈は落ち着き、
私達3人は
テーブルを囲んで話しをしていた。
「理佐とこうしてまた逢えるなんて・・・」
「皮肉だよね、こんな再会なんだから」
私は友梨奈の隣に座っていた。
「でも、うれしいよ。」
友梨奈にようやく笑みがかいわ見れた。
「やっぱり、理佐の効果は絶大ね。
私と居る時は
ほとんど口を開かなかったからね」
菅井さんが安心した表情で言った。
「友香には感謝してるよ。
こんな私に良くしてくれて。」
「あなたにしたら、
しおらしいこと言うね」
「ねえ、今日、泊まってもいいかなあ・・・」
私は菅井さんにお願いした。
「大歓迎よ。」
「理佐とゆっくり話せるね」
友梨奈が安堵の表所を浮かべてくれた。
その夜は事件のことは触れずに
私のこの2年間の出来事を
3人で雑魚寝しながら話したのだ。
そして私達はいつの間にか
眠りに落ちていた。
翌朝、事件が待っていた・・・