サイレントマジョリティー ~DESTINY~1 | じゅりれなよ永遠に

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サイレントマジョリティー ~DESTINY~

 

過去のエピソードは下記からどうぞ

 

サイレントマジョリティー

 

サイレントマジョリティー ~Lost emotions~

 

 

「理佐、理佐・・・」

 

私を呼ぶ声がする。

 

「理佐!」

 

ベッドで眠っていた私は

その声で目を覚ます。

 

そこには友梨奈がいたのだ。

 

「友梨奈なの?友梨奈なんだ・・・

2年振りだね」

 

「ああ・・・そうだね。」

 

「でも、私の住んでいるところなんで

分かったの?」

 

私は両親以外にはこの住所をだれにも

知らせていないのだ。

 

「理佐のことを愛しているんだ。

なんでも分かるよ。」

 

うれしい・・・

 

まだ、私を愛してくれていたの。

 

例え嘘でもうれしいよ。

 

「友梨奈・・・

でも、なんでここに来たの??」

 

「今日はお別れにきたんだよ。」

 

「え??」

 

「もう、理佐とは逢うことはないよ。

その前に顔を見ておきたかったんだ。」

 

「どう言う意味よ??ねえ!友梨奈!」

 

私はベッドから起き上がったが、

 

友梨奈の体が急に消えのだ。

 

その瞬間、私は目を覚ました。

 

夢か・・・

 

だが、この夢が友梨奈に起こった

悲劇の知らせだったんだ・・・