サイレントマジョリティー ~Lost emotions~7 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

友梨奈の両親は亡くなっていたのか・・・

 

ひょっとしてご両親の死が

今の友梨奈を作り上げてしまったの?

 

「どうしたの?そんな悲しそうな顔をして」

 

「ごめん・・・私は本当に友梨奈のこと

なにも知ろうとはしていなかったわ。」

 

「なに謝ってるの。そんなこと

別に謝るようなことじゃないよ。」

 

友梨奈は相変わらず淡々と話していた。

 

「ねえ、友梨奈はどうして怪我したの?」

 

「別れ話をしたら、相手の女の子が

私を駅の階段から突き落としたんだよ」

 

「・・・よく、そんな平気な顔で言えるわね。

下手したら死んでたかもしれないよ。」

 

「もうそれは覚悟しているから。」

 

「・・・・・・」

 

そうか・・・

 

友梨奈は命がけで私達とつき合っていたんだ。

 

私には分らない感情が友梨奈はきっと

持ち合わせているんだ。

 

でも、友梨奈を救うって、

 

具体的どうしたらいいのだろうか?

 

とにかく友梨奈を

知ることしかないかもしれない・・・・