そして、放課後
「どうしたの?」
友梨奈が屋上にやって来た。
「私達恋人だよね!」
「そうだよ、なによ、今更」
友梨奈は鼻で笑った
「だったら、なんで私がいる前で
他の女性と手を繋いで出ていくの??」
「別にいいじゃん!
美月はただの
仲のいい友達だよ。
大好きなのは理佐だけだよ。」
友梨奈のまったく悪びれない態度に
理佐はついに今まで
言えなかったことを口にする。
「仲のいい友達じゃないでしょ?
深い関係をもっているんでしょ?
結局友梨奈は3股も
4股もかけているんだよ。
私のことを好きなら私だけ見てよ!」
理佐は涙声を混じらせながら叫んだ。
「理佐は違うと思ったのに・・・
結局理佐もみんなと同じだね。」
友梨奈は冷静に表情で言うのであった。