その夜、理佐は友梨奈の部屋を訪れた。
理佐は床に座り込む友梨奈の横に座った。
「どうしたの、改まって・・」
「ねえ、私達ぎくしゃくしているじゃない
だから、一度気持ちを整理して、
素直に話しあいたいの」
理佐は真剣な眼差しで友梨奈を見た。
友梨奈もその目をみたら
深く考えず行動してみようと思ったのだ。
「わかったよ。
じゃあ、4日後のイブの日に外で会おうよ!
店は私が決めておくから!」
「うん・・・それじゃあ。」
理佐は自分の部屋に戻って行った。
友梨奈は立ちあがり、部屋の窓から
空を見上げた。
(よし、幸一の言うように
思ったまま行動しよう!
あとは、なるようになるから)
素直になろうと決心した
理佐と友梨奈であった。