ガラスを割れ ―冷酷―4 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

嵌められた友梨奈。

 

だがまったく動じない。

 

「さあ、来るんだ。」

 

裸の男が友梨奈の手を掴もうとした瞬間

 

友梨奈はジャケットの内側に装着している

ホルダーからサバイバルナイフを抜いて

男の心臓をひとつきした。

 

「沢山女性を泣かせているようだから

 遠慮無く殺させてもらうよ。」

 

友梨奈はナイフを引き抜き

刃先を舐める。

 

その姿を見たカメラマンの男は

カメラを落とし

小嶋陽菜は驚きで

声が出ず腰をぬかす。

 

「次はあんただよ。」

 

友梨奈は刃先を男に向ける。

 

「待て・・・頼む、助けてくれ。」

 

「貴方はそう言って頼む女性に

何をしていたの?」

 

友梨奈は素早く後ろに回り込み

男の首筋に刃をあてる

 

「頼む・・・命だけは助けてくれ。」

 

「嫌だね。」

友梨奈は男の首筋を切った。

 

男は悶絶して息絶える。