ガラスを割れ‐anniversary‐2 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

日曜日のお昼時

 

友梨奈は飛鳥と飛鳥の恋人である

山下美月と3人でオープンカフェにいた。

 

友梨奈の右横が空席で

友梨奈の前に飛鳥、

その隣に美月が座っていた。

 

「なによ、呼び出して。

 飛鳥と美月ちゃんのイチャイチャでも

 見せつけたいの。」

 

友梨奈はアイスコーヒーを飲みながら発言した。

 

「違うわよ。ダブルデートでもしようかと思って。」

 

「ダブルデート?」

 

飛鳥の言葉に友梨奈が返した。

 

「私たちのモデル仲間がもうじき来ますから

 友梨奈さんに紹介しようと思っているんです。」

 

美月が笑みを浮かべながら言った。

 

「え??そんなの聞いてないよ。」

 

「だから、今、聞いたでしょ?

 人間らしく生きているんでしょ?」

 

飛鳥は狡賢そうな表情を浮かべた。

 

「まったく、飛鳥には叶わないな・・・」

 

友梨奈は背もたれにもたれかかった。