3皿ぐらい食べ終えた時だった・・・
友梨奈が尋ねてきた。
「ところで、理佐はどうして
編集者になったの??」
「ありきたりですけど、本が大好きなんです。
だから、作家さんと一緒に本が作れたら思って
この業界にきました。」
「へえ~~~そうなんだ、
それで、いい本は作れたの??」
「そうですね・・・それなりには
友梨奈はどうして作家になったんですか??」
「何となく応募したら、入選して、
お金がたくさん入ってきたから、
じゃあこの仕事でいいや的な感じかなあ。」
この人はやっぱり天才だわ・・・
なんとなくだけどわかる・・・
凡人の私とは大違いだわ
「どうしたの??元気ないね??」
「何でもないですよ。まだまだ、食べますよ」
こうして、私と友梨奈は
お寿司屋で食事をとり
また違う目的地へと向かった。