TWO ROSES~狂気の愛~ 4 | じゅりれなよ永遠に

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そして、クラスからはあと3人指名され、

玲奈のほかに、女子生徒の小林由衣

男子生徒の布川と本木が選ばれた。

 

クラスの出し物は喫茶店となったのだ。

 

早速打ち合わせで、放課後残ることになった

 

玲奈に珠理奈がダダを捏ねる。

 

「え~~今日からなの?玲奈ちゃんが

 いないと、力でないよ」

 

「ごめんね・・暫く打ち合わせだから」

 

「わかった・・私のほうが早く終わりそうだから

 向えにいくね」

 

珠理奈は渋々納得して言い放った。

 

打ち合わせは、教室で行われ

男子生徒の本木を中心に進んだ。

 

この本木は凛々しい顔立ちで

中々のイケメンである。

 

そして、もう一人の男子生徒布川は

声が子供っぽいのでナヨナヨしている

感じがするが、かわいい顔立ちである。

 

女子生徒の小林は、ハキハキしている

体育会系女子である。

 

玲奈はこの3人と暫く行動することになる。

 

打ち合わせが終わり、

 

本木が玲奈に声をかけた。

 

「松井・・無理しなくていいから・・

 キツかったら、俺達でやるから!」

 

「え・・」

 

本木の発言に玲奈は不意をつかれた

 

「お前になにかあったら、

松井妹に怒られそうだな」

 

本木は笑いながら言った。

 

「ありがとう!本木君・・でも大丈夫だから」

 

「そう、じゃあ、明日もよろしく」

 

本木と玲奈は軽く手を振り合った

 

そこに珠理奈がやってきた!

 

「玲奈ちゃん・・お待たせ!帰ろう!」

 

何気にその光景を見てしまった珠理奈は

少しジュラシーを感じてしまった。

 

珠理奈は玲奈の腰に手を回し、

残りの3人に発言する

 

「玲奈ちゃんが世話になりました。

 また、明日・・バイバイ」

 

即座に珠理奈は玲奈を連れ去ったのだ。

 

「あの松井妹、邪魔だね・・」

 

本木は呟いた。

 

「協力しようか・・・!

 私はあの珠理奈が嫌いなんだよね・・」

 

なんと、小林は珠理奈に敵意を抱いていたのだ。

 

そう、お互いの利害が一致したのだ。