今 君といられること 33 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

私は病院につくまで

ず~と涙が止まらなかった。

 

私はバカだ・・・

 

なんで、二人を応援したのだろう・・・

 

こんなことなら

例え、嫌われても反対するべきだった・・・

 

つくづく自分の偽善が嫌になるよ

 

そして、二人は手術室へ運ばれた

 

私は現実を受け止めるのを拒み

放心状態となったのだ

 

そして、30分したら医者がでてきたのだ。

 

私は我に返り、医者に駆け寄った。

 

「先生…友梨奈は友梨奈はどうなんですか・・」

 

「女性の方は命を取り留めました・・・」

 

よかった・・・

 

初めて神様に感謝したい気分だわ

 

ほんとうによかった・・・

 

だが医者(せんせい)は話しをつづける。

 

「残念ですが、

男性の方はお亡くなりになりました」

 

え????

 

大倉さん死んだの??

 

そっか・・・

 

でも、私には悲しみがなかった

 

友梨奈をこんな目に合わせた大倉さんには

憎しみを抱いていたからである。