今 君といられること 14 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

私は友梨奈にゆっくりと話し出す。

 

「恋愛に第3者が

首をつっこんだら

いけないのはわかってるわ。

だから、あなたの恋愛を

非難する気も無いし

止めるつもりもない。

でも、あなたが傷ついているのは

なんとなくわかっているの。

だから、なにか愚痴とか弱音を

言いたかったら私が話を聞くから、

いつでも電話してきて。」

 

私はスマホを取り出した。

 

「先生って、変な人ですね。」

 

友梨奈は笑みをうっすらと浮かべた。

 

「私がしてあげれることは

これぐらいしかないから・・・」

 

「これが私の番号だよ!!」

 

友梨奈はスマホを取り出し、

お互いに赤外線で情報を交換した。

 

「先生・・・今、

少し話を聞いてもらってもいい??」

 

「うん・・・聞くよ。」

 

「もう、相手が学校の先生って

検討がついてるよね。」

 

私は頷いた。

 

本当は相手の先生も特定しているけどね。

 

「私が1年の夏の林間学校で

気分が悪くなった時に

当時の担任ではないけど

1年を受け持っていた

ある先生が看病してくれたんだ・・・

とってもやさしくて、

すぐに好きになったんだ。

そして、林間学校から帰ってきた時に

私からアタックしたんだ。

当然結婚しているのは知っていたよ」

 

そうか・・・出会いは林間学校か・・・

 

友梨奈は話しを続けるのだった・・・