私達の住まいは
2DKの賃貸マンションである。
マンションについたのが
夜の11時をすぎていた
基本玲奈ちゃんは
早寝早起きである。
すでに部屋で眠っているようだ。
私は静かに
玲奈ちゃんの部屋のドアを開ける
玲奈ちゃんは
静寂な寝息で眠りについていた。
この寝顔をみていると安らぐよ
従妹に恋愛感情を抱くなんて
でもこの人を不幸にする二ノ宮さんは許せない
私は暫く玲奈ちゃんの寝顔を眺めていた。
私の憎しみの感情はおいておいて、
やっぱり玲奈ちゃんの幸せを一番に考えねば
まだ、二ノ宮さんのことは黙っていよう。
明日の土日は玲奈ちゃんにとっては
もっとも楽しい日のはず、
それをぶちこわしてはならない
私は何にも告げずに部屋を後にした。