玲奈さんと腕を組んで買い物へ
しかし、無情にもすぐにスーパーへ到着。
玲奈さんは手際よく、
私の意見を聞きながら食材をカゴに入れていく。
いいなあ~もう、結婚している夫婦みたいだ・・
生きていることって
こんなに素晴らしいものなんだなぁ
買いものが終わると私が住むボロアパートへ
「狭いとけど、上がってよ!」
私の住む部屋は6畳と狭いキッチンが3畳
あるだけの狭い所だった。
「おじゃまします。 綺麗な部屋ですね。」
玲奈さんは部屋を見渡して言った。
そりゃ、昨日は死に物狂いで掃除したからね!
玲奈さんは持参したエプロンをつけて
台所へ立つ。
私はその姿に見とれてしまったんだ。
「どうしたんですか?
ぼーっとして、一緒に
野菜を切りましょう!」
いかん、いかん、浮かれ過ぎているなぁ
すぐに玲奈さんの横にならんで手伝いを始める。
もう、楽し過ぎて時間がすぐに経過して
気がついたら鍋を食べ終わっていたんだ。