Topaz Love 9 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

私の沈黙が長かったせいか

珠理奈が言葉を発する。

 

「ごめんね。こんな電話して

 なんて、言ったらいいかわからないよね。」

 

珠理奈は申しわけなさそうな声をだした。

 

珠理奈は私の親友だよ。

 

なに私は困惑しているんだ。

 

こんな時こそ支えてあげないと。

 

岡田さんのことは

また後で考えればいいんだから。

 

「今どこにいるの??」

 

「アパートに向かっている所だよ。」

 

「今から、珠理奈の所に行くよ。」

 

「え??・・・でも・・・」

 

「行きたいの!いいでしょ!」

 

「うん・・・ありがとう・・・」

 

珠理奈は再び泣き出した。

 

「30分ぐらいしたら着くと思うから。」

 

私は電話を切って、

急いで珠理奈のアパートへ向かった。

 

私は両親と暮らしているが珠理奈は

今は親元を離れて

アパートで一人暮らしをしているんだ。

 

私は速足で駅に向かった。

 

私の優先順位は珠理奈が一番だよ。

 

だから、岡田さんのことは後回しだよ。

 

早く、珠理奈を元気ずけたいよ。