Topaz Love 3 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

 

約2時間飲み食いした後

私達はカラオケBOXに移動する。

 

丁度私の前に珠理奈は岡田さんと

 

腕を組みながら歩いている。

 

本当に幸せそうな顔してるなあ・・・・

 

でも、私が二人の間に割り込むことなんて

できないし

 

珠理奈のことは

いい友達で割り切らないとなあ・・・

 

カラオケBOXに行くと

みんなお酒も回っていたのか

踊りまくっていた。

 

私はそのノリについていけず

 

人知れず部屋をでて、外で風にあたっていた。

 

夜風は冷たいけど気持ちいいなあ~~

 

珠理奈は楽しそうだったなぁ~~

 

彼女が幸せならそれでいいや。

 

そんな時だった、岡田さんが現れたのだ。

 

「どうしたんだい?こんな所で。」

 

「岡田さんこそ、どうしたんですか?」

 

「玲奈ちゃんがいないくなったんで

様子を見に来たんだよ」

 

なんと、岡田さんが様子をみにきたではないか

 

「ちょっと、あのノリについていけなくて、

 しらけさせたらいけないから出てきたんです。

 私のことは気にせず、戻って下さい。

 珠理奈が心配しますよ。」

 

「どう?気に入った男はいた?」

 

「え・・・?いやぁ・・・

私は付き合いできただけで

恋人をつくろうとか思っていませんから。」

 

「へえ~~そうなんだ。

ひょっとして片想いしているとか?」

 

「え・・・・?」

 

なんで、すぐにわかるの?

 

でも、その相手が

珠理奈ってきずかれてないよね?

 

「そっか、玲奈ちゃんは一途なんだね。」

 

「まだなにも言ってませんよ。」

 

「気持ちは

言葉にしないと伝わらないよ。」

 

「いや、だから・・・・」

 

「それじゃあ、部屋にもどるわ。」

 

岡田さんはそう言って、部屋に戻っていった。

 

あんな少しの間で

私の心を見抜かれてしまうなんて・・・

 

岡田さんは女心がわかる人なんだ。

 

ある意味、珠理奈はしあわせなんだろうな・・・・