翌日の帰り道、昨日の出来事を
笑い話として友梨奈に報告した。
すると、友梨奈の顔が急に険しくなる。
「どうしたの??
友梨奈??顔が怖いよ・・・」
すると友梨奈は表情を崩し
「なんでもないよ・・・
でも、用心にこしたことないから
夜は出歩いたらだめだよ!」
「うん!わかってる。気をつけるわ。」
でも、私はその忠告をきかなかったのだ。
昨日のことは気に留めていなかった
私は夜、ココアを購入する為にコンビニへ
買い物を終えて家に帰る途中だった
私の後をつけている気配に気付いたのだ。
辺りは人気のない場所
確かに私をつけている気がする
私が立ち止まると足音が止まった
間違いない!私は尾行されている!
私は振り向くとなんと
昨日に私を見ていた男がいるではないか!
私は不安になり走り出すと
後ろの人物も走り出した。
え??私は狙われているの?
私は無我夢中で懸命に走った
なんで・・・なんで・・・私が??
怖い・・・怖いよ!友梨奈・・・
助けて・・・