強がり時計 ~失われた恋~
友梨奈が再びアメリカへもどり
半年の日が流れた
私はメールで連絡を取りながら
友梨奈との愛を育んでいる。
メールは毎日来ている。
私はそれが励みになり
会えなくても寂しさを紛らわすことが出来たのだ。
「玲奈さん・・・なにか嬉しそうですね」
私の後輩である谷真理佳が尋ねてきた。
「そう・・・かわらないよ!
何時もどおりだよ!」
なんだろ・・例え遠くにいても
友梨奈と繋がっていると思うと
うれしくて仕方がないのだ。
そう思うと、自然と明るいオーラー
が全身から溢れ出していたのだろう。
私は心の底から友梨奈を
愛していることに気づく日々を送っていた。