悪魔と呼ばれた少女 11 | じゅりれなよ永遠に

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朝のHR

 

私は教壇に立つと

普段よりも少し大きな声を出す。

 

「おはよう!先に言っておくね。友梨奈。」

 

この言葉にみんながどよめいた。

 

今まで、私は友梨奈ことは“平手さん”と

呼んでいた。

 

だが、私は強くなって、

このクラスをまとめなければならない。

 

友梨奈を呼び捨てで

皆の前で叫んだのは私の覚悟の現れ。

 

「なんですか~~~」

 

「今日、放課後生徒指導室にきて。」

 

「私、忙しいんですけど~~」

 

友梨奈は視線を天井に向け

真面目に答えていなかった。

 

「いいから、必ずきて下さい!!」

 

私は友梨奈を見つめた。

 

すると友梨奈も視線を合わし

私を見つめ、怪しく笑みを浮かべた

 

 

そうまるで悪魔のような笑みを・・・