悪魔と呼ばれた少女 7 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

その日の夕方、

報道陣が多数校門前にいるではなか!

 

担任ってわかったら、総攻撃されそうだわ。

 

とにかく無言でやり通そう。

 

私はポーカーフェイスで校門を出ようとした。

 

当然、マスコミが声をかけてくる。

 

「教職員のかたですか?」

 

「今回の自殺の件なにかごぞんじですか?」

 

次ぎ次ぎと質問が飛ぶ、

 

無視!無視!

 

さっさと、抜け出そう!

 

そんな時だった、後ろから声がする。

 

「その人、自殺のクラスの担任だよ!

松井玲奈先生って云うんだ。」

 

だれ??

 

私は振り向いた。

 

なんと、友梨奈が笑顔で私にを指さして

マスコミに担任であることを

バラしているではないか。

 

「あなたが担任ですか?」

 

「二人も尊い命が亡くなりましたが

その責任はどうお考えですか?」

 

と一斉にマスコミが私を取り囲んだ。

 

すると、友梨奈は

その横を涼しい顔で通り抜ける

 

 

もう・・・なんなのあの子は、

 

私を苦しめて楽しんでいるのがよくわかる。