強がり時計 16 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

次の日、私は戸惑っている。

 

友梨奈とキスしたよね?

 

愛しているってお互い言ったよね?

 

これって、相思相愛・・・

 

うれしいような、こまったような、

なにか複雑な気分だなあ

 

女同志だけど、付き合うのもありかな?

 

会社で友梨奈と顔を合わす

 

「おはようございます。」

 

友梨奈はいつもと変わらず、

愛嬌ある顔で

元気に挨拶してくれる。

 

いかんいかん、私は意識し過ぎだ

いつもどおりに

接すれば良いのではないか!

 

「玲奈さん、次の企画に向けてなにか

 お手伝いできることがあったら、

 何でも言って下さいね。」

 

「ありがとう。

じゃあ、20代女性の今流行りの

キーワードを調べてみて。」

 

私達は普段通りに仲良く仕事をしていた。

 

そんな時だった、

 

「なに、これ!」

 

ある社員が流れてきたFAXを見て叫んだ。

 

<平手友梨奈は人殺し!!>

 

<人殺しを雇用するM化粧品店>

 

友梨奈から笑顔が消え、

悲しそうな表情に変化した。

 

ひかりさんの

友梨奈への攻撃が始まった瞬間だった・・・