次の日の朝、私はいつもより
10分早く目覚めたのだ。
学校に行くことにワクワクしている。
友梨奈と話できることに
喜びをかんじている
これはどんな感情なんだろう?
まあ、いいか!
細かいことは考えないでおこう!
朝、教室に入り生徒と挨拶をする。
「おはよう!」
私の視線は友梨奈を見ていた。
いつもは無言だった友梨奈が
小さく口を開いて
「おはようございます」
と言ってくれていたのだ。
もう、うれしくて、うれしくて
私はニヤついてしまったのだ。
「なに、笑っているんですか?
気味悪いのですが・・」
生徒の珠理奈が言った。
「ごめん・・昨日のTVを思いだしたの・・」
いかんいかん・・教室にいることを
忘れていたよ。