気づいたら片想い―心に夢を君には愛を―20 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

(西野七瀬side)

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玲奈さんが帰国して2週間が経過していた

 

私は仕事を終えて自宅に帰宅した時だった

玄関に見覚えのある靴があるではないか

 

私は急いでリビングへ向かった。

 

「ただいま!!」

 

「どうしたのそんな慌てて!」

 

母が驚いている

 

「おかえり、七ちゃん。」

 

なんと玲奈さんが来てくれた居るではないか

 

2か月間日本を離れていたので

久しぶりに母に顔を見せたようだ。

 

玲奈さんの病気で亡くなったお母さんと

私の母は姉妹で私と玲奈さんは従妹になる。

 

「じゃあ、私そろそろ帰りますね。」

 

「七瀬も帰ってきたことだし

ご飯でも食べていってよ。」

 

母は引き留めた

 

「ありがとうございます。

でも、部屋で待っている人がいるんで・・・」

 

「え??そうなの?玲奈ちゃんにも

 いい人ができたの。

 それはよかったわ。

 

母はまるで自分の子供に

恋人ができたかのように喜んだ。

 

「また今度ゆっくりきますから。」

 

「わかったわ、気をつけてね。」

 

玲奈さんは立ち上がった。

 

「あ…私、駅まで送ります。」

 

「大丈夫だよ。

七ちゃん、今帰ってきたばかりなのに。」

 

玲奈さんは遠慮がちの顔をする。

 

「へっちゃらです。

 最近運動不足だったんで

 少し歩いた方がいいんで。

 じゃあ、お母さん行ってきます。」

 

私のマンションから駅まで歩いて10分ぐらい

その間、玲奈さんとは二人きりになれる

 

私は荷物を置き

玲奈さんの後に続いて部屋をでた。