気づいたら片想い―恋も2度目なら―23 | じゅりれなよ永遠に

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やがて、菅田が訪れた。

 

「珠理奈が大変お世話になりました。」

 

「まあ、上がってください。」

 

菅田は部屋に上がり込んだ。

 

するとキッチンにある

4人掛けのテーブルのイスにすわる

珠理奈が目に入る

 

菅田は軽く笑みを浮かべる。

 

珠理奈の前に菅田が座り

珠理奈の横に玲奈が座った。

 

「本当にご迷惑をおかけしました。

 さあ、珠理奈帰ろう。」

 

菅田は頭を下げた。

 

「それだけなんですか?」

 

玲奈は菅田に言った。

 

「え??」

 

「貴方は珠理奈を

置き去りにして逃げたんですよ。

もし、珠理奈が危険な目にあっていたら

どうするんですか?」

 

「こうして無事なんだから

いいじゃないですか?」

 

「よくありません。」

 

「…そうですよね。」

 

菅田は神妙な顔になった。

そして立ち上がりいきなり土下座するのであった