私は席にもどり玲奈さんに話しかける
「玲奈さん、ごめん!
吉沢君のマンション行って
直談判してくるよ。
もう、玲奈さんに近づかせないから
ここから、タクシー使えば20分ぐらいだから
だから、私が連絡するまでこの店に待機していて」
「珠理奈・・・うん、わかった。
待ってるから、気をつけてね」
玲奈さんは私の手の甲に
自分の手を添えた。
「じゃあ、行ってくるね!」
よし、玲奈さんを
不安にする要素は排除しないと・・・
私はタクシーを拾って
吉沢君のアパートへ向かった。
彼の住むアパートは3階建ての
2階の部屋だったはず。
郵便受けを見ると吉沢の表示があった。
よし間違いない、昔と同じ202号室だ
私は階段を使い、2階へ上がる
そして、ドア前に到着すると
私は深呼吸する
よし、行こう!
呼びベルを押すも返答がない・・・
まだ帰ってないのかな??
スマホを取り出し電話するも出る気配がない
もしかして、もう寝てるのか?
仕方ない!
確か合鍵はポストの裏に貼り付けていたはず
私は吉沢君のポスト手を入れて鍵を探した。
よし、あったぞ!
たたき起こして、玲奈さんに迷惑かけないように
説得しないと・・・