気づいたら片想い 1 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

急に現れたあなたは

いつの間にか私の心に侵食していた

そして、気が付けば

あなたのことを好きになっていた・・・

 

きづいたら片想い

一昨日に大きな台風が

直撃して、その爪痕がまだ

痛々しくのこっている街中。

 

大学から帰った私は

キッチンに入った。

 

その人は私の目の前にいた。

 

長い髪が揺れ、透明感抜群のその瞳で

私を見つめている

 

「誰ですか??」

 

私はとっさに呟いた

 

「七瀬ちゃん?久しぶりね。

お母さんからきいてない?」

 

その女性はそう言って、キッチンにある

イスに座った。

 

「え?お母さんから?」

 

「今日から、この家にお世話になる

 松井玲奈です。よろしくね。」

 

「え~~聞いてないですけど。」

 

すると、私のお母さんが帰宅する。

 

「あら、玲奈ちゃん!早かったのね。」

 

「叔母さん。今日からよろしくお願いします。」

 

玲奈さんは深々と頭を下げた。

 

これが私と玲奈さんの出会いだった。