素敵な罪悪感 11 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

玲奈と珠理奈はその後

 

何回もデートを重ね

クリスマス、正月が過ぎ

 

2月を向かえた頃玲奈は

 

ついに珠理奈を部屋に招き入れたのだ。

 

「へえ~~割とシンプルな部屋なんだね。」

 

珠理奈は玲奈の部屋に入って

見渡しながら言った。

 

「そんなに見ないでね。」

 

「もっと、女の子女の子

している部屋だと思ったよ。」

 

「女子力低いでしょ!」

 

「そんなことなよ。」

 

珠理奈と玲奈は床に腰をかけて

 

二人でアニメのDVDを見た。

 

それが、終わると玲奈がコーヒーを入れようと

 

立ち上がろうとした時だった

 

珠理奈が玲奈の手を引いて抱き寄せた

 

「え??・・・珠理奈??」

 

「もう、我慢できないよ・・・

キスしてもいい??」

 

珠理奈は真顔で玲奈に囁いた。

 

その美しい顔立ちに、玲奈はドキっとしたのだ。

 

やがて、玲奈は静かに目を閉じる。

 

すると、珠理奈は右手で玲奈の頭をもち

 

ゆっくりと唇を重ねに行く。

 

そして、珠理奈はそのまま

玲奈とベッドへと倒れ込む

 

珠理奈の唇は玲奈の首筋を愛していた。

 

そして、珠理奈の手が

玲奈の胸に伸びた時だった・・・

 

「嫌…」

 

玲奈がベッドから起き上がり、

珠理奈に背中を向けたのだ。

 

「玲奈ちゃん・・・」

 

拒否された珠理奈は

少し哀しげな表情を浮かべるのであった。