玲奈と珠理奈ーキスしてキスして―3 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

楽屋のドアを開けると私は驚いた。

 

なんと、玲奈ちゃんが

いるではないか。

 

「珠理奈~~久しぶり~~」

 

玲奈ちゃんは私を抱きしめてくれた。

 

「どうしたの?

会えないと思っていたのに・・・」

 

「早くに会場入りしたんだよ。

珠理奈に会いたかったから。」

 

「ほんと??」

 

「ホントだヨ!!」

 

玲奈ちゃんは笑みを浮かべた。

 

その笑顔の美しいこと。

 

間違いない!玲奈ちゃんの美しさは

今が一番のピークだよ。

 

「玲奈ちゃん・・・キスして。」

 

は・・・私は何を唐突に言っているんだ

 

馬鹿じゃないのか・・・

 

玲奈ちゃんに

引かれてしまうじゃないか!

 

「違う・・・ごめん、変な事言って!!」

 

私は慌てて、言いなおした。

 

だが次の瞬間、

玲奈ちゃんは私の唇を奪いに来た。

 

突然のことで私は目が開いたままであった。

 

「珠理奈がキスしてって言ったんだよ。

なに驚いているの?」

 

「いや・・・まさか、

本当にキスしてくれるとは・・・」

 

「もう、時間ないんでしょ。

早く着替えて準備しなきゃ。」

 

「あと少しだけ、抱きしめていい??」

 

「いいよ・・・」

 

私は力強くその華奢な体を

抱きしめたんだ。

 

「玲奈ちゃん・・・大好きだよ。」

 

「ありがとう。」

 

この時、時間が止まった気がしたんだ・・・