玲奈ちゃんに振られたと思った
私はしゃがみこみ涙していた。
すると玲奈ちゃんの声が聞こえてくる。
「ごめん、イタズラが過ぎたわ。」
なんと、玲奈ちゃんが
私の右斜め後ろにいるではないか!!
「え??え??」
「ごめん、驚かそうと思って・・・
悪趣味だったわ。本当にごめん。」
私は涙を拭いて立ち上がった。
「え・・・じゃああ??」
「うん、私も珠理奈が大好きだよ。
返事はOKだよ。」
「もう、振られたと思ったじゃん!!」
私は玲奈ちゃんのもとへ近寄り腕を掴んだ。
「珠理奈は特別だよ。」
私達は見つめ合って
力強く抱きしめ合った。
玲奈ちゃんの体の温もりが伝わり
私は幸せ一杯だった。