告白してきた珠理奈に玲奈は
申し訳なさそうに話を始める
「・・・珠理奈・・・私ね・・・
愛李と結ばれたの・・・
もう後戻りできないの・・
ごめんね・・・」
「え??結ばれた・・・」
その言葉を聞いた珠理奈は体から力が抜けて
へたれ込んでしまった。
玲奈が愛李と関係をもった事実を聞き
心が折れてしまったのだ。
そして表情を崩して号泣するのだった・・・
玲奈はこんなに取り乱す珠理奈を見て
どうしてらいいのかわからずただ立ち尽くしていた。
ただ、愛する珠理奈を深く傷つけてしまった・・・
自分はなんて愚かな人間なんだろう
玲奈は自分を責めるのだった。
そして、10分後泣き止んだ珠理奈は立ち上がって
夢遊病者のように屋上から降りていった。
「あ・・・珠理奈・・・」
玲奈の声も耳に入らず、
珠理奈は呆然と当てもなく歩き始めた。
愛李の実家へ泊まりに行ったのだから
一線を超えるのは予測できたこと。
でも、珠理奈は心の中で玲奈は
そんなことはしないと信じていた
いや、信じたかったのだ・・・
だが、その期待を裏切られた珠理奈は
もう魂が抜けた状態になていたのだ。
玲奈は後を追うことができず
いそいで自分の部屋に戻り
明音に助けを求めた。
じゅりれな小説
松井玲奈・松井珠理奈応援ブログ
★★じゅりれなよ永遠★★