じゅりれな・さやみるきーの 温泉珍道中(エピソード2)10 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

そして朝、私を呼ぶ声がする

 

「珠理奈~~朝だよ!ご飯だよ!」

 

・・・・・・頭が痛い

 

意識が朦朧とする・・・

 

昨日は飲みすぎたかな?

 

もう少し寝かせてよ・・・

 

でも、だれだ私を起すのは?

 

彩か?みるきーか?

 

私は薄ら目を開けたんだ。

 

なんと、私の瞳に飛び込んできたのは

玲奈ちゃんではないか!

 

「うわぁ~~~」

 

私は飛び起きてしまった。

 

その反応があまりにも凄かったんで

 

玲奈ちゃんも驚いていた。

 

「びっくりした・・・どうしたの?」

 

玲奈ちゃんが胸を押さえながら訊いてきた。

 

いや・・だって、こんなに

近くに玲奈ちゃんの顔が

あるんだから・・・

そりゃ、驚くよ!!

 

「・・・別に・・・玲奈ちゃん

 起しに来てくれたの?」

 

「もう、みんな食べだしてるよ!」

 

玲奈ちゃんは笑顔でこたえてくれた。

 

後で聞いた話だが、みるきーと彩が

 

私が爆睡していることを良いことに

 

私を放置して朝食会場で玲奈ちゃんに

近づこうとしたらしいが

 

私がまだ寝ていることを知った

玲奈ちゃんがワザワザ起こしに来てくれたんだ

 

彩達の策略が私にとっては良い方に

転んだんだ。

 

 

 

 

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