「ちょっと、大丈夫!珠理奈!」
柏木さんが立ちあがった。
でも、私の目の前には玲奈ちゃんの顔が・・・
もう、心臓の鼓動が最高潮に!!
このまま、キスしてしまおうか?
そう思った瞬間だった・・・
「いつまで、覆いかぶさっとんねん!」
彩が玲奈ちゃんから私を引き離した。
「ずるいわ!珠理奈!」
みるきーも起き出して
私達と押し問答ななり
さすがにこれだけ騒いでると
玲奈ちゃんが起き出した。
「あれ??珠理奈・・みんなきてたの?」
目を擦りながら喋る姿がこれまたかわいい。
みるきーも彩も同じ思いだったのだろう
「わぁ、玲奈さんってかわいい!」
みるきーが上半身を起していた
玲奈ちゃんの首に手を廻し
抱きついた。
「ありがとう!みるきーも可愛いよ!」
玲奈ちゃんも抱きかえした。
おい!ほんとみるきーは
こう云うの得意だね。羨ましいよ。
「玲奈さんも一緒に飲みましょうよ!」
彩が玲奈ちゃんの右手を引っ張るもんだから
玲奈ちゃんも起き出し、
みんなの所へきて、夜中の1時まで
あれこれおしゃべりしてたんだ。
まあ、個人行動はできなかったけど
これはこれで楽しかったんだ。
名残を惜しみながら部屋にもどった、
私達はもう、ばたんきゅーで
眠りについたんだ。