4月の末、もうすぐGWがやってくる。
珠理奈達仲良し6人組は寮で夕食を食べていた。
「ねえ、玲奈はGWどうするの!」
玲奈の前に座っている真那が尋ねてきた。
「え・・・愛李の実家に遊びに行く予定なの!」
玲奈は左隣に座っている愛李をチラッと見て答えた。
「いいね!ラブラブだね!二人は!」
真那の右隣に座っているゆりあが冷やかしっぽく言った。
「二人は順調だね!!」
玲奈の右隣に座っている明音が笑顔で言った。
真那の左隣に座っている珠理奈は
玲奈が愛李の実家に行くことになって
もう、自分の感情を抑えられなくなっていたのだが
皆の手前、なんとか我慢していたのだった。
でも、楽しそうに話す玲奈の姿を見るのは
珠理奈は辛くて、
まるで心臓を針で刺される感覚に陥っていたのだ。
「・・・どうしたの?珠理奈。」
珠理奈の異変に明音が気付いた。
「・・・ごめん、ちょっと気分が
悪いんだ。先に部屋へ帰るね!」
珠理奈はそう言って、部屋に戻っていった。
玲奈は心配していたが、あえてなにも
ないように振る舞っていた。
じゅりれな小説
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