キスだって左利き ーあの日に帰りたいー9 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

珠理奈は玲奈が去った後も

 

その後ろ姿を見えなくなるまで

 

見つめていたのだった・・・

 

「どうしたの?そんなに見惚れて!」

 

「わ・・・なんだ、真那か!おどろかせないでよ」

 

なんと、珠理奈の後ろに真那が立っていた。

 

「最近、玲奈綺麗になったね!」

 

元々、天然な性格の真那は

 

珠理奈の気持ちには気付いていない。

 

「そうだね・・・」

 

「今日は愛李とデートって言ってたから

ひょっとして、今晩あたり一線越えたりして!」

 

まったく悪気のない真那である。

 

「それは、それでめでたいことだよ!」

 

珠理奈はそう言って、走り出したのだった・・・

 

一方、玲奈は先に行っている愛李の元へ。

 

「ごめん!遅くなって!待った?」

 

玲奈は時計を見ながら待っていた愛李に言った。

 

「今、きたところ!・・・

なんて、これが言いたかったんだ!」

 

愛李は爆笑した。

 

愛李は同じ寮に住んでいるので

 

待ち合わせ気分を味わう為に先にきていたのだ。

 

「愛李ってこう云うところ可愛いいよね!いこ!」

 

玲奈と愛李は映画館へと足を運んだ。

 

 

 

 

アクセスカウンター