その夜の19時
玲奈は珠理奈のことが気がかりで
珠理奈の部屋に向かっていた。
おそらく、まだ帰っていないことは想像できたが
玲奈は確認せずにはいられなかったのだ。
神妙な面持ちで珠理奈の部屋の前に到着する。
深呼吸してノックしてみる。
だが、反応はなかった・・・
(シューズ買うだけでこんなに遅くならないよ
やっぱり、山本さんとあそんでるんだろうなぁ)
玲奈は寮の入り口を見渡せる窓に移動する
そしてその窓からずーと珠理奈が
帰ってくるのを待っていたのだった。
時間が刻一刻と過ぎていく。
やがて時計の針が21時をまわる頃、
珠理奈が寮の入り口付近で確認できたのだ。
(あ・・・珠理奈だ・・・よかった・・・)
何故かホッとする玲奈であった。
じゅりれな小説
松井玲奈・松井珠理奈応援ブログ
★★じゅりれなよ永遠★★
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