珈琲とケーキ20 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

そして月日が流れた。

 

今は6月中旬の土曜日、

私はゆりあ達と

繁華街をブラブラしていたんだ。

 

そんな時だった兄から電話がはいる。

 

「珠理奈・・・・すまん、実は今

 由紀と別れ話をしていたんだが

 結構もつれているだ。

 たしか、お前、○○町にいるんだろ?

 今日、その繁華街にある映画館で

 玲奈と映画の約束をしているんだが

 いけそうにないんだ。変わりに行ってくれないか?」

 

「・・え・・・?私が??」

 

「たのむよ!玲奈が見たがっていたアニメなんだ!」

 

「いいけど・・・なんて言い訳したらいの?」

 

「急にバイトに行くことになったって、

 連絡しておくからたのむよ!じゃあ!!」

 

「・・・え・・・ちょっと、兄ちゃん・・」

 

私は困惑しながら電話を切った。

 

「どうしたの?」

 

ゆりあが聞いてきた。

 

「ごめん!実は兄貴の替わりに

 玲奈ちゃんと映画に行くことになったんだ・・」

 

 

「よかったじゃん!奪え奪え!」

 

ゆりあがたきつけるが、

 

そんなに簡単なもんじゃないよ・・・

 

玲奈ちゃんの気持ちは兄に一直線なんだ。

 

「じゃあ、いくね!」

 

私はゆりあ達と別れ、

映画館に向かったんだ。

 

 

 

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