Sweet kiss~夏いまさら一目惚れ~終 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

珠理奈は店を出るとタクシーに

飛び乗り、玲奈にすぐにラインを

送った。

 

“今から帰るから”

 

“気をつけてね”

 

そして、約30分後に

マンションへ到着する。

 

珠理奈が急いでドアをあけると

 

玲奈の出迎えはなかった・・

 

少しガッカリした珠理奈だったが

 

直ぐに玲奈の部屋に行ったのだ。

 

玲奈はベッドで眠っていた。

 

(なんだ・・・寝てるのか・・)

 

珠理奈はベッドへ近づき

 

玲奈の寝顔をのぞき込んだ。

 

「・・おやすみ・・玲奈ちゃん・・」

 

静かに囁いて、玲奈にキスを

しようと顔を近づけた瞬間だった・・

 

玲奈が珠理奈の首に腕を巻き付け

 

強引に抱きつきキスをする。

 

最初はビックリした珠理奈だったが

 

すぐにスイッチが入り

 

舌を絡ませながら玲奈と激しく

甘いキスをする。

 

「ただ今。玲奈ちゃん・・・」

 

「もう!遅いよ!待ちくたびれたよ!」

 

「ごめんね・・・」

 

珠理奈が小声で囁いた。

 

「珠理奈・・・私も貴方に毎日、一目惚れしてるよ・・

だから、この部屋にいる時は貴方と1秒でも長く一緒に

過ごしたいの・・・」

 

「ごめん!お詫びに、1時間!キスしてあげるから・・」

 

「もう・・・バカじゃないの!」

 

玲奈は笑って、そしてまたキスを

交わし二人はベッドで愛を確かめ合う・・・

 

二人がキスを通じてお互いを理解し合っている。

 

苦しいこと、悲しいこと、辛いこと

 

嬉しいこと、悔しいこと・・・・

 

珠理奈はキスでお互いの気持ちを

共有できると思っている。

 

珠理奈はこの先玲奈といつか

 

結婚式を挙げられる時が来る

 

そう信じていた・・・・・

 

しかし、玲奈の心の奥深くに眠る

心の傷にはまだ

気づいていなかった・・・・・

 

Sweet Kiss 夏いまさら一目惚れ

 

     -FIN-

 

 
 

 ~じゅりれな小説~
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