そして、次の日の朝、
珠理奈は100個以上ある
一口サイズの一粒チョコを持参した。
「こんなにあるの?」
私はその数を見て仰天した。
「私の愛の結晶です!」
私達は笑った・・・
とても幸せだった・・・
こんな日々が永遠に続くと思っていた・・
そして、つき合って三日目、明日は
休日、卒業まであと16日。
「玲奈ちゃんはY大学にきまってるんでしょ?」
昼休みお弁当を食べながら
珠理奈が聞いてきた
「そうだよ!珠理奈はG短大だよね!」
「うん、・・でも卒業したら、離れ離れだね
折角、つきあえたのに・・」
珠理奈は寂しそうな顔をする。
「私も珠理奈も文系だから、そんなに
授業が多くないし、すぐに会えるよ!
そうだ!同じところでバイトしようよ!
そしたら、頻繁に会えるよ!」
珠理奈は喜んだ!
「さすが、玲奈ちゃん!そうしよう!」
すべてが順調にいくはずだった・・・
これからも珠理奈と歩んでいけると
思っていた。