命の回数券と呼ばれる『テロメア』。

 

最近話題になることが増えているので、聞いたことがある方も多いかと思います。

 

ざっくり言うと、細胞の若さのバロメーターになっているモノで、徐々に減っていき、最終的にはテロメアが無くなることで、細胞は死に至るらしいです。

 

ということは、テロメアを何らかの方法で減らないようにすれば、「老化しない」ということになるし、減ったテロメアを増やすことが出来れば、「若返る」ということになります。

 

テロメアをコントロールすることで、アンチエイジングに役立てようという研究が世界中で行われているようですが、その具体的な方法として注目されているのが『瞑想』だそうです。

 

瞑想は、仏教の開祖であるお釈迦様が、悟りを開く手段として行っていた修行法です。お釈迦様は今から2000年以上も前、人生50年にも届かないような時代に、80歳でお亡くなりになったと言われています。また、浄土宗の開祖である法然上人も、800年以上昔の話であるにも関わらず、80歳でお亡くなりになっています。いずれにしても、当時の常識では考えられないほどの長寿です。

 

浄土宗における修行の形態は『お念仏』ですが、仏道修行であるという点では『瞑想』と共通しています。テロメアの減少を促進させる原因は、主に心理的・肉体的ストレスらしいので、仏道修行が心を平穏にし、テロメアの減少を抑制していたのかも知れません。

 

りゅう坊も修行を積んだら、120歳くらいまで生きられるのかな。