今日は日本マスターズボディビル大会。石川県ボディビル連盟に所属する選手が出場する大会が、本日をもって全て終了しました。
したがって、選手の皆さんはオフシーズンに入ることになるワケですが、このオフシーズンの過ごし方が重要になってきます。
例えば、今年コンテストデビューした新人選手の中には、今まで経験したことがないほどの過酷な減量によって、心身ともに疲労困憊し、その反動で短期間で一気に体重が増えてしまった人もいると思います。
いわゆる『リバウンド』と呼ばれる状態に陥っている可能性があるということです。しかし一方で、来年の大会でデビューを予定している人の中には、既に調整に入っているというケースもあるようです。
つまり今の時点で、増量中の人もいれば減量中の人もいるという状況です。やっていることは正反対に見えますが、両者に共通しているのは、「自分が出場する、次の大会を見据えて行動する必要がある」ということです。
もし、来年の大会に出場する予定であれば、その大会当日が『ゴール』ということになります。そのゴールに到達したときに、自分のカラダがどのような状態になっていなければならないか?先ずは、この部分を明確にしておく必要があります。
それが分かっていれば、ゴールに到達したときの自分と、今の自分とのギャップを日割り計算することで、毎日どれくらいの進歩が求められるのかがハッキリします。つまり、『出口戦略』が大切だということですね。
自分で計画をたて、それを確実にこなしていった先に求めるべき結果が待っている…。ボディビルやフィジークといった競技を行うことは、ビジネススキルのトレーニングにもなり得るのかも知れません。