今日は、午前中に石川県ボディビル連盟の理事会があったので出席。

そこで、今年からポージングに関するルールが一部変更になったと聞きました。

自宅に戻った後、先日「ポージングに関するアドバイスが欲しい」と言ってきた同好会メンバー・S田くんと、ポージング練習。午前中に聞いたルール変更の事も含めて、りゅう坊なりの考え方を伝えました。

ボディビル競技は、筋肉の発達度合いを競うモノなので、まずは「バルク(筋量)」ありき、ということになります。また、筋肉の大きさを評価してもらう為には、筋肉を見せる必要があるので、皮下脂肪を削ぎ落として筋肉が見える状態を作り出さなくてはなりません。

そして、それらの要素を観る者に伝える為に欠かせないのが、ポージング技術ということになります。これは車に例えると、「タイヤ」に該当します。パワフルなエンジンを搭載し、軽くて空力に優れた車体を持っていても、「タイヤ」を介して路面に駆動力が伝わらなければ、車は前に進みません。

ボディビル競技も、どんなにバルクがあってもポージング次第で「小さく」見える場合があるし、体脂肪を極限まで削ぎ落としても、カットを出すポージング技術が無ければ「甘く」見える可能性があります。言い換えれば、ポージングによって、より「大きく」「鋭い」コンディションに見せることも出来るということになるので、練習に十分な時間を割く価値はあると思います。