年の初めや年度替わりの時期は、「筋トレやってみようかな」と思ってジムに通いだす人が増えるような気がします。

先日、最近ジムに通いだしたという若者と一緒にトレーニングさせてもらったのですが、やっぱり若い人はヤル気に満ち溢れていますね!『マッチョになりたい』という情熱が、ひしひしと伝わってきました。

りゅう坊も、トレーニングを始めた頃は、とにかくバルクアップしたい一心でした。ひたすらトレーニングに励む日々を送っていましたが、トレーニングを始めて一年程経った頃に、一度トレーニングから遠ざかっていた時期があるのです。

現在通っているジムでも、通い始めてからしばらくすると、姿を見せなくなる人が結構います。その理由は、『結果が出ないから』だと思います。なぜそのようなことが言えるのかというと、りゅう坊自身がそうだったからです。

トレーニングを始めたばかりの頃はヤル気満々な人でも、思うように体型が変わらないと、徐々にトレーニングが億劫に感じられるようになります。「こんなに頑張っているのに、何も変わらない・・・」みたいな。ヒトは何かに対して努力していると、その対価を求めたくなるものです。だからこそ、「努力が報われない」、「筋肉がつかない」と感じてしまうと、ヤル気が失せてしまうワケです。

そして、かつてのりゅう坊のように、トレーニングをしなくなってしまうケースが多いのだと思います。ある時はガムシャラに頑張っているかと思えば、ある時は怠惰な生活を送っている。結果を焦る気持ちがそうさせたとも言えますが、このような極端な事をしていても、当然良い結果には結びつきません。

そこで、その両極端の真ん中、『中庸』が大切なんだということになるワケです。努力は必要だけど、自分のキャパシティーを超えるようではいけない。かといって、怠けるのも当然ダメ。自分に出来る範囲の努力を、精一杯頑張る。ボディビルに限らず、長期的な努力・忍耐を要する事柄において、共通する部分だと思います。