およそ一カ月間にわたって減量を休んでいましたが、今日から再開することにしました。

この一カ月間で増えた体重は約200g。体重維持は成功したということになります。これからの二カ月間は、以前よりも炭水化物の量を減らしつつ、有酸素運動の量を増やすことになります。

有酸素運動に関して言うと、最近は「全く行わない」というボディビルダーもいるようですが、りゅう坊のように仕事であまり体を動かさないビルダーは、適度な有酸素運動は必須だと思われます。

では、適度な有酸素運動としてどのような運動を行うかというと、りゅう坊の場合は「ウォーキング」です。理由は、「走る」よりも「歩く」方が、脂肪の燃焼効率が良いからです。例えば、陸上の短距離の選手は全身の筋肉がかなり発達していますよね。これは、走るという行為が筋肉に対して大きな負荷をかける為です。つまり、ある程度の筋トレになっているワケです。そのため、主なエネルギー源として、グリコーゲン(炭水化物)を消費します。

一方、「歩く」という行為は、走る場合に比べて筋肉に対する負荷は小さくなります。そのため、同じ距離を移動した場合、「歩く」ほうが「走る」よりもグリコーゲンの消費が少なくて済みます。しかし移動した距離が同じならば、消費されるカロリーも同じになるので、グリコーゲンの消費が少ない分、カラダは脂肪を燃焼してエネルギーを得ようとするワケです。

こうして脂肪を燃焼しやすい運動を繰り返すうちに、カラダが脂肪燃焼によってエネルギーを得ることを学習して、安静時でも脂肪を燃やしやすい体質になっていきます。以上の理由から、りゅう坊は「痩せたい」人に対しては、有酸素運動としてウォーキングをおススメします。