先週はあわや200万馬券! 好調・直結式の皐月賞注目馬とは!? | 予想本作家・奥田隆一郎の「直結式コース戦略講座」

先週はあわや200万馬券! 好調・直結式の皐月賞注目馬とは!?

単行本『激走馬を炙り出す「コース適性」が丸わかり! 「直結式」馬券術』担当編集者(以下、編) 先週のニュージーランドTは3連複1万1,050円を19点で的中。これはさすがでしたけど、その直後の中山最終が激アツすぎて……。

 

奥田隆一郎(以下、奥) あ〜、あれな〜。ホント悔しすぎる。

 

編 ですよね。結果的に◎スマイルアップ(4人気)→ホウオウジュビリー(5人気)→☆ロザシアニン(16人気)で決まって、4着が▲サクラファシナンテ(7人気)。

 

奥 そう、結果は2着抜けではあるんだけどね。

 

編 でも2、3着がハナ差で、3、4着もハナ差。見ているほうは写真判定でドキドキする大接戦だったんですよ。これがもし◎☆▲で決まっていたら、3連単261万馬券!だったんですよね。

 

奥 配当までチェックしたんだ(笑)。でも261万馬券はさすがにすごいね。

 

編 ほんと、もうあとちょっとだったのに! ただ今回は残念でしたけど、ヒモ穴に推奨した最低人気の☆ロザシアニンが3着に激走していますし、もうすぐに超高配当が期待できると確信しましたよ。

 

奥 そうなるように頑張ります。ということで皐月賞だね。舞台となる中山芝2000mは最後の直線入り口からスタートして、内回りコースをぐるっと1周するコース。急坂を2回越えることになるし、高低差が大きいコースだよね。

 

編 そうですね。

 

奥 皐月賞に直結するコースとして最も注目すべきは東京芝1800m。共同通信杯、東スポ杯2歳Sが行われるコースだね。この2レースの激走馬が最有力で、たとえば去年の皐月賞3着馬は共同通信杯1着、一昨年の皐月賞1着馬は共同通信杯2着、2着馬は東スポ杯2歳S1着、一昨年の皐月賞1着馬は共同通信杯1着馬だったよね。

 

編 めちゃくちゃ好走していますね。

 

奥 でしょ? そしてその次に注目したいのが同コースの中山芝2000m。ホープフルS、ディープ記念、京成杯が行われるコースだよね。こちらも去年は皐月賞1着馬が京成杯勝ち馬で、2着馬がディープ記念1着馬。一昨年の皐月賞3着馬はディープ記念で2着。3年前の皐月賞2着馬はディープ記念の勝ち馬だった。つまり「皐月賞は東京芝1800mまたは中山芝2000mの重賞激走馬を中心視」するということ。この評価方法を覚えておくといいよ。

 

編 なるほど。ではそれを踏まえて奥田さんの注目馬を教えてください。

 

奥 まずはジャンタルマンタル。

 

編 朝日杯FS勝ち馬ですね。

 

奥 そう。能力の高さを示したよね。3歳になってからも直結コースの東京芝1800mで共同通信杯を2着に好走。中山芝2000mに対する適性の高さを見せ、適性×能力は高く評価できるよ。

 

編 そうですね。

 

奥 共同通信杯はスローペースで前につけた東京巧者に残られたけど、ジャンタルマンタルは好位から差して2着。賞金が充分足りるなかでの本番前のひと叩きとしては上々の内容だったよね。直結する共同通信杯の2着馬で、前走からの上積みも見込めるので好勝負になるよ。

 

編 続いてチェックするのは?

 

奥 アーバンシック。この馬は直結コースの東京芝2000mで百日草特別を勝ち上がって、同コースの中山芝2000mで京成杯を2着に好走しているんだ。

 

編 注目の同コース実績ですね。

 

奥 そう。その京成杯はスタート後にダッシュがつかずに位置取りを悪くしたけど、上がり最速で追い込んで2着に好走。スムーズな競馬をした勝ち馬に先に抜け出されたけど、アーバンシックは荒削りながらも鋭い差し脚を見せているので、キャリアを積んでの伸び代にも期待できるよね。

 

編 なるほど。

 

奥 今回は同コースの重賞も2度目となるし、コース経験を活かした激走が期待できるよ。現時点ではこの2頭かな。

 

編 わかりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

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