関屋記念の注目馬を大公開! | 予想本作家・奥田隆一郎の「直結式コース戦略講座」

関屋記念の注目馬を大公開!

単行本『激走馬を炙り出す「コース適性」が丸わかり! 「直結式」馬券術』担当編集者(以下、編) 今週の重賞は関屋記念と小倉記念ですね。奥田さんはマイル前後の1400〜1800mで好配当的中が多いということで、関屋記念でいきましょうか。

 

奥田隆一郎(以下、奥) あまり距離による得意・不得意はないと思っているんだけど(苦笑)、まあ、キミが関屋記念がいいならそっちにしようか。多頭数で面白そうだし。

 

編 ですよね。でもマイル前後は得意だと思うんだけどな〜。2月にも東京芝1800mで52万馬券を獲っているし、安田記念は毎年のように当たってますよね。このあいだも中京記念で4万馬券を本線で獲ったし。

 

奥 そうかな〜。まあ、いいけど。

 

編 とにかく、安田記念、中京記念と同じマイル重賞の関屋記念ですから、ここもバシッと的中をお願いします。

 

奥 はいはい。

 

編 ということで、新潟芝1600mですね。

 

奥 スタートしてから長い直線が続いてコーナー2回。で、最後の直線が650m以上もあるというコースだよね。全10場のなかでゴール前の直線が最も長いのが特徴。それこそ1600mのほとんどで直線を走っているようなものだから、直結コースの直線の長い東京芝コース、阪神外回りコースのマイル戦になるんだ。

 

編 なるほど。

 

奥 そういう直線の長いコースで行われるから差し馬が優勢に思う人が多いんだけど、直線の長さを意識した機種がスローペースに落とすことがよくあるから、近5年中3年は逃げた馬が粘り込んでいるというのもポイント。

 

編 たしかに前残りのイメージが強いレースですよね。

 

奥 そうだよね。さっきの3年以外、残りの2年も3コーナーで2、3番手にいた馬が馬券に絡んでいるように、馬券圏内3頭のうち1頭は逃げ・先行馬が走ってくるんだ。だから差し馬2頭+逃げ馬1頭の組み合わせで決着しやすいレースなんだ。

 

編 ではそれを踏まえて奥田さんの注目馬を教えて下さい。

 

奥 まずはメイショウシンタケ。去年と一昨年の関屋記念は直結コースの阪神芝1600mで行われた米子Sの勝ち馬が勝っているんだ。

 

編 だから今年も米子Sの勝ち馬をチェックということか。

 

奥 そういうこと。米子Sを10番人気で制したあと、中京記念は凡走したけど、あのレースは直線で外を回した馬が掲示板を独占していたんだよね。メイショウシンタケは最内を突いたから末脚を伸ばせなかっただけで。2走ボケの影響もあったし、度外視でいいよ。今回は叩き3走目の良化と適性の高さから巻き返しが期待できるよ。

 

編 なるほど。

 

奥 続いてはララクリスティーヌをチェック。

 

編 新潟では芝1400mの朱鷺Sを8番人気2着に好走した実績がありますね。

 

奥 あと同じく新潟芝1400mでは1勝クラスも勝っている。直結コースでの実績が豊富なんだ。同コースでも寺泊特別を勝っているように、新潟芝コースを得意としているよね。

 

編 たしかに。

 

奥 同じ左回りのマイル戦でキャピタルSを勝ったのも高く評価できるし、得意の新潟芝コース、適距離のマイル戦で好勝負が期待できるよ。現時点ではこの2頭かな。

 

編 わかりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

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