ゆれる
復活第一弾はこれでしょう。ネタバレなしです。
これは、夏休みからずっと観たいと言ってた映画。
7/2に公開したんですが、順次公開で、地元では今公開しています。
「あの橋を渡るまでは、兄弟でした。」
このキャッチコピーを唯一の持ち物に、あたしは映画館へ行きました。
だから、映画が始まって数十分は、想像してたストーリーよりも地味だなぁ、なんて感じたりしましたが、
終わるころにはそんなこと思わせないほどの、一言では言い表せられない満足感。
緊張の続く映画でした。
なんというか、新ジャンル?
とにかくエンドロール終わっても、余韻の中にいて、
目が離せないまま、真っ暗になってしまったスクリーンを数秒眺めていました。
西川美和監督のセンス、視線がとても好み。
コマの見せ方はすてきだし、わざとらしさもない。
人物の表情の下にある、心の乱れ、思惑、探り合いなどがセリフになくても受け取ることができる。
下手に「美しい」とか「きれい」を求め過ぎていない、そんな風に感じました。
(そして、色気むんむんのセクシーシーンが、強く、印象に残ってる。)
そして、映画の魅力を大きく際だてているのが、役者さん。
とにかく兄弟のキャラクターとキャストがいい。
そもそもオダギリジョーの演技を、ライフカードのCM以外で初めて観たけど、やられた。
あのラフさ、役柄にしっくりきて思わず惚れ惚れ。
(「この作品で、今までで最高の演技を見せた!」なんて意見も見ました。)
そしてやっぱり兄役の香川照之さんも、巧い。
もう一回観たい。
すぐに、そう感じさせる映画でした。
