銀河鉄道の夜 / 宮沢賢治
「銀河鉄道の夜」を読みました。
内容だけ把握しておきたい、という妙な好奇心から読んだけれど
やはり、読んでおいてよかったと思える美しい物語です。
美しいです。きれい、じゃなくて。
あまりに突然に始まった銀河鉄道の旅。
美しい星たちが、美しいわけをそこにいる人たちは知っている。
どんどん変わってゆく景色の中に、
「かなしい」があり、「さいわい」とは何だろう、と問う。
旅が終わるころの、ジョバンニやカムパネルラのやりとりが印象に残ります。
2人が見つめている景色を一緒に見つめたいけれど、
頭のなかで映像化するのが困難でした。
(これはあたしの読解力の問題ですが;)
これを読む前に「双子の星」のはなしを読んでおくと、
もう少し、この話を楽しむことができます。
宮沢賢治の死後に発見・発表されたということで
ところどころ穴があったり、未明なところがあったり。とても残念。
彼の宇宙観について、彼自身が語っているものがあれば読みたい。
きっと神様に近い場所であり、人間が帰る場所、なんでしょうね。
あたしのつたない見解なので、誤解があるかもしれません。
何度か、読み返そうと思います。