カレに使用するシルクは
蚕の繭を原料としたタンパク質でできた天然繊維
なので、極上の手触り
ブラジル、パナナ地方で蚕の養殖をしてます
カレ90×90には約300個の繭が必要だそうです
作業台にシルクを
今回はカレ2枚が染色できる台の大きさですが
リヨンのアトリエは
もっと長いそうです
(確か100mと言っていたような気がしますが
メモに書き忘れてしまい確実ではありません)
リヨンのアトリエの作業台は
綺麗に染色するため温かいそうです
フレームが少しでもズレると失敗なので
慎重に合わせます
染料を
全くズレることなく完璧
染料する順番は
早く乾くという理由で
面積が小さな色から染めていくそうです
同じ作業を繰り返します
このような感じで染色し
裁断して縫い合わせるそうです
カレは最後に
四方の縁を15mm丸めて
シルク糸を使い、手作業でかがります
裏から表がフランスかがり🇫🇷
表から裏がイタリアかがり🇮🇹
全て手縫いのため
カレ1枚かがるのに40分ほどかかるそうです
デザインから製造、販売に至るまで
24ヶ月かかるそうです
私の手元にあるカレが
職人さんの高い技術と長い時間をかけて
作られたものだと思うと
今まで以上に愛おしい![]()
実際にカレが出来る工程を見て
カレの入荷が遅いなんて
愚痴は言えません![]()
工程をみると
カレはお安いのでは??
『ケリーの秘密』に参加した時
ケリーが出来る工程を見て
ケリーはお安いのでは??
と思ったことを思い出しました![]()
エルメスのものつくりへの
信念、愛が分かると
お安いのでは?と思ってしまうのは
私だけかしら??
これからも少しずつですが
エルメスのカレを
コレクションしていきたいなぁと
思ってます![]()
シルクのプリントのブースは
1時間ちょっと
見るもの、聞くもの全てが興味深く
あっという間の楽しい時間でした![]()
ダブルフェイスのカレは
どのような工程なのか
興味があります
これは企業秘密なのかしら![]()
次回
職人さんに聞く機会があれば
お聞きしたいです
エルメスインザメイキング
とても面白かった
京都まで行った甲斐がありました![]()
すでに3時間近く
京セラ美術館にいる私たち![]()
まだまだ居たかったのですが…
ランチを予約していたので
泣く泣く
次の目的地へ
長々とお付き合いありがとうございました![]()
大人の遠足、まだ続きます![]()












